一般の皮膚科と美容皮膚科はどう違うのか特徴をご案内
美容皮膚科(びようひふか)とは、皮膚科のなかで美容を目的とした医療を行うクリニック。
ニキビ治療を例に挙げると
病気として保険のきく範囲で治療するのが一般的な皮膚科
ニキビ跡の可能性やきれいな肌になることを考えて治療するのが美容皮膚科
特に紫外線を浴びることでおきる光老化の治療やアンチエイジング療法を行うことで、美容に気を使う女性やセレブの間で人気が高まっています。
一般の皮膚科は保険治療の範囲でし治すのが普通ですから治療内容にも限界があります。その点、美容皮膚科は自由診療ですから支払う治療費用はクリニックによりまちまち。そのため高価な機械や薬を導入して高額な医療や経験豊富な医師によるカウンセリングを行うこともできます。
肌のトラブルやスキンケア指導など美容全般についてのアドバイスから手術まで皮膚(肌)を美しくすることの専門家と言えるでしょう。
●田園調布にある美容皮膚科クリニックの紹介動画:かなりゴージャスな部類
美容皮膚科で扱う主な症状
- 肝斑、しみ、くすみ、毛孔性苔癬、肌荒れ
- 皮脂詰まり・角栓除去
- 大人ニキビ、思春期ニキビ
- ほくろ・いぼ・汗管腫
- 毛穴の黒ずみ・毛穴の開大
- 顔のうぶ毛・毛穴の目立ち、脱毛
- はり・たるみ・しわ・リフトアップ
主な治療方法
- ケミカルピーリング
- 吸引付きマッサージ
- クイックニキビピーリング
- しみとりレーザー治療
- 炭酸ガスレーザー治療
- 毛穴レーザー治療
- CO2フラクショナルレーザー
- レーザーフェーシャル治療
- 医療脱毛レーザー治療
- リフトアップレーザー治療
- ヒアルロン酸注入
- ボトックス注射
- まつ毛育毛薬治療
美容皮膚科とエステの違い
同じく美しさを目指すと言う点ではエステに似ています。ではその違いとは?
- 美容皮膚科は医療機関で治療を目的
- エステサロンは非医療機関で維持や癒しを目的
美容皮膚科は、エステよりも強力で効果の高い機械や薬を利用できます。人体に影響を与える効力を持つものは化粧品同様にエステでは使用できません。
ピーリングを例にすると、美容皮膚科は濃度50%までの薬剤を使用出来るのに対して、エステサロンは濃度5%までの薬剤と限りがあります。
シミを薄くするレーザー治療でも出力に大きな違いが出てきます。
美しくきれいでいるためには、改善・治療をしなければいけない時と、維持するだけで良い時、疲れた時や癒しを求めたい時と様々なシチュエーションがあると思います。目的に合わせて皮膚科・美容皮膚科・エステを賢く使い分けましょう。
美容皮膚科やエステにかかる料金表:クリニックやサロンにより違いますので明確な料金表が出ているところをリンクしておきます。