肌の老化はからだの中を示す指標
老人の皮膚はしわが増え弾力性に欠けます。そして、見た目が老けている人は、体内の細胞や血管でも同じように老化現象が起きています。
つまり、外見特に肌が衰えている方は、体内も老化している可能性が高く、細胞の老化は肌を見れば分かります。
おばあちゃんの手はしわが多い
若い女性の手はすべすべで水分が多い
シミやくすみも表皮組織の老化が原因です。年齢の割に肌が衰えていると感じる方は生活習慣の見直しが必要!
真皮の老化がしわ・たるみ・くまを招く
真皮は、細胞と細胞外マトリックスでできています。
- コラーゲン:真皮の柱として細胞同士を支えます
- エラスチン:コラーゲンを支えにしてゴムのような弾力性を与える役割
- ヒアルロン酸:水分を保持してうるおいを与える役割
こられ細胞外マトリックスは、損傷して機能が低下すると真皮と表皮の間がたるみしわが生じます。皮下組織を捕まえる力が弱くなるとたるみになる。
皮下脂肪の下にある筋肉の衰えや細胞外マトリックスの衰えで起きわけです。
悲しいかな、人間は加齢に伴い細胞の活性度が落ちます。すると細胞外マトリックスの生成能力がおちてしまい肌の張りがなくなってしまうのです。
結果的に、皮膚のしわやたるみ・くまができて保湿が不足し肌のうるおいもなくなるのです。
これが老化による肌の衰えのメカニズムです。
私達は、できるだけ肌の老化を止めることで美しく健康に長生きすることを目指しましょう。