小鼻の毛穴パックを使うと肌を傷めるから止めた方がいいの?
小鼻の角栓を取るために1996年にビオレが開発した毛穴パックシート。
デパートの化粧品売り場では、毛穴が広がる・肌を傷めるとして使わない方が良いとアドバイスされることもしばしば。
きちんとピンセットや指を使って角栓を取りましょう&黒ずみ防止に効果のある化粧品を使ってはいかがでしょうと奨められます。
でも、小鼻の黒ずみやぶつぶつに悩む女性からは好評の商品。
本当のところはどうなのでしょうか?
角栓の正体
角栓(かくせん、keratotic plug)とは、皮脂腺から分泌された皮脂や周囲の角質が毛穴中で固まったもの。表面が酸化して黒く見えることがある。
脂とたんぱく質の塊が毛穴で固まったもので、放っておくとニキビの原因になることから除去していいものです。
角栓の正しい除去方法
- 指で押しだす方法
- 指先ではなく腹を使って毛穴の周りを軽く押して出す。爪でほじくり出したりぎゅうと押し出すのは不可
- ブラシで洗顔
- 角栓が表に出てきている場合は取れる。ブラシでかき出す形は肌を傷めやすい
- 鼻パック(毛穴パック)
- 月1回位ならOK。ひんぱんに使い過ぎると肌を傷める可能性あり
- ピンセットで抜く
- 周りの皮膚を傷つけないようにすればOK。いいピンセットを使いましょうね
●メカニズムはこちら。ぺたっと貼り付けて角栓をするんと吸い出す。
●使用後の姿
角栓がこんなに取れている!効果を見たい方はこちらNAVERまとめ
肌は刺激を与えると角質が固くなったり色が黒くなったりします。その意味では毛穴パックであろうと指やピンセットを使おうと同じ。
やり過ぎると何を使っても肌を傷めるのです。
毛穴パックを使うのは多くても一カ月に一回程度にしておきましょう。肌のターンオーバーサイクルはほぼ一カ月!
肌を傷めることを心配するよりも毛穴パックを使った後は、肌の保湿対策をしましょう。
取れるのは角栓だけでなく肌に必要な脂分も取ってしまいます。そのため、毛穴パック後は保湿クリームなどで水分と油分を補給してあげましょう。
きれいな肌を維持するためには、流行に左右されるよりも基本的な事柄を理解しておくこと。