BSEで牛骨や皮からのゼラチン製造が下火となる

サプリメントとしてきれいな肌を作る用途で売られているコラーゲンは、牛の骨や皮から抽出して製造していました。ところが2001年に狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)が、世界的に拡大したため、牛由来のゼラチン(コラーゲン)製造は下火になりました。

BSEはタンパク質を成分とする病原体プリオンが増殖して脳をスポンジ状に破壊する病気。

BSEは肉骨粉を牛に食べさせたことが原因

BSEに感染した牛の脳や脊(せき)髄などを原料とした肉骨粉を他の牛に与えたことが主な原因。牛同士の共食いになるわけです。世界的に規制が行われた結果、問題は減っています。

牛の骨や皮から作る

厚生労働省の調査によると日本では、平成15年(2003年)以降に出生した牛からは、BSEは確認されていない。BSE対策の見直しについて

骨はコラーゲンとカルシウムでできている

骨の成分は有機物と無機物に分けることができる。有機物の大半はコラーゲンで出来ており、骨に弾力を与えて折れにくくする性質を持つ。コラーゲンの隙間を埋める無機物がリン酸カルシウムや炭酸カルシウムの結晶で骨を硬く丈夫にする。

このため、サプリメントして販売されるカルシウムとコラーゲンの大部分には牛骨粉が使われていたわけです。肉を食べた後に残る骨を捨てるのはもったいないため食肉生産の副産物として製造。

牛テールスープや骨付き肉をじっくりと煮込むとコラーゲンがスープに溶け出してとても美味しい。更に一晩寝かせておくとトロトロプルプルになったゼリー質の塊が出来ます。それが美容と健康に役立つコラーゲン。

牛テールスープのレシピ:クックパッド

しかし、BSEをきっかけに、魚類や豚など、他の動物からコラーゲンを製造する技術が進められています。コラーゲンを製造する原料別シェアは新田ゼラチン株式会社によると牛由来が主とされているがいつの調査か不明で現在のデータはわかりません。ご存知の方がいらっしゃればぜひ教えて下さい。

工業的なスケールで生産されるゼラチンは、主として牛骨および牛皮、豚皮を原料としている。世界全体の原料使用比率は、牛皮・豚皮が約70%、牛骨が約30%と見られている。新田ゼラチン株式会社

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