中曽根康弘元首相の「日本を不沈空母にする」は、冷戦時代ですら揉めた発言
日本は太平洋における「不沈空母」にする。冷戦時代に話題になった中曽根康弘元首相の発言です。
ロン・ヤスと言われたレーガン・中曽根。日米二人のトップの友好関係と米ソ冷戦の中で出てきた言葉。
日本を不沈空母にすると言った中曽根首相
中曽根康弘元首相は、「日本を不沈空母にする」を言っていない?
「日本列島を不沈空母のように強力に防衛する」1983年1月、首相就任後、初の訪米:ワシントン・ポスト紙社主に不沈空母について発言)日刊スポーツ
中曽根康弘と言えば「不沈空母」発言。 https://t.co/EcTi5Qvsn3 「中曽根氏は「高い壁を持った大きな船」との発言を「不沈空母」と英訳されたと語ったが、一昨年の外交文書で自ら「不沈空母」と発していたことが判明した。」 誤訳じゃなかったのん。— JSF (@rockfish31) November 29, 2019
一つは日本国民に伝えるというよりも米国人に伝えると。日本は列島のなかに外国の兵器としての航空機の侵入を許さない、外国の航空機の侵入を許さない壁を持っているような船のようなものだと、そういう表現をした。それを米国人は不沈空母と訳した。米国人がそう訳すなら勝手にしなさい、とそう私は言っておった。毎日新聞
不沈空母発言の是非は賛否両論
日米同盟重視派と否定派の間で、彼の発言や評価は賛否両論あり。
中曽根首相が「不沈空母」と表現したとおり、日本は米国の防衛にとっても極めて重要。だからトランプは日本との同盟を大事にした。今の米民主党には反米社会主義者が巣食っており、共産党独裁の中国増大を願っている。だから温暖化ガス削減を謳いながら、世界一の排出国である中国には何も言わない。 https://t.co/oi7v0SfD5b— Hideki Kakeya, Dr.Eng. (@hkakeya) November 8, 2020
#中曽根の葬式に税金出すな
日本をアメリカに不沈空母として差し出した売国奴中曽根康弘の葬儀に国民の血税を使うな! pic.twitter.com/OlyLTLVcEN— ダルマパパ (@GHynvs0ynDhOSMF) September 25, 2020
鈴木善幸首相が日米関係を「(軍事)同盟」と呼ぶことを忌避したことをもって伊東正義外相が抗議の辞任をしたことが懐かしく思い起こされます。その後登場した中曽根首相が、日本を「不沈空母」と呼び三海峡封鎖と1000海里シーレーン防衛を公約し、日米同盟を最高潮に引き上げました。 https://t.co/ohOEQ2XV3t— 長島昭久@東京18区(武蔵野、府中、小金井市) Akihisa NAGASHIMA, MP (@nagashima21) June 1, 2021
中曽根氏の「不沈空母」発言は
首相就任直後の訪米中に飛び出した。
ソ連と対立する米国のために
日本列島を不沈空母に見立てたもの。
専守防衛からの逸脱、対米隷属と
強い批判を浴びた問題発言だ。
業績か何かのように
サラッと書いていい話ではない。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) November 30, 2019