バイデン大統領の民主主義サミットスタート。大事なテーマは「民主主義と専制主義の戦い」
バイデン米大統領の民主主義サミットがスタート。
民主主義と専制主義の戦いとのこと。専制主義国家として、中国・ロシアを念頭に、民主主義を守るべく立ち上がるとのコンセプト。
バイデン政権は、専制主義国家と闘う
テロとの戦いの次は、専制主義(独裁)国家との戦いです。
バイデン政権の大きなテーマは、この「民主主義と専制主義の戦い」になっていきそう。
ロイターニュースは、「われわれは、歴史上の変曲点だと。民主主義の後退を訴えているという話でした。
冒頭演説で、世界の自由は権力拡大や抑圧の正当化などを求める独裁者の脅威にさらされていると指摘。「われわれは歴史上の変曲点に立っている。権利と民主主義の後退を野放しにし続けるのか。それともビジョンと勇気を共に持ち、人類の進歩と自由をもう一度前進させるのか」と問いかけた。ロイター
「IDEA=民主主義・選挙支援国際研究所」は、世界を3つに分類。
- 民主主義:日本やアメリカなど98カ国
- ハイブリッド:ロシアやトルコなど23カ国
- 権威主義:中国や北朝鮮など44カ国
2020年の時点で、こんな分類。中国の影響力拡大を相当、恐れている様子。
本日、私は第1回「民主主義サミット」を開催します。100カ国以上の政府の指導者、活動家、労働組合員、専門家、その他の市民社会のメンバーが一堂に会し、腕を組んで、民主主義をより良いものにするための共通のコミットメントを再確認します。#バイデン大統領 https://t.co/k488rW4kLF
— バイデン大統領ツイート日本語訳(非公式 翻訳)解説付き (@JoeBidenTracker) December 9, 2021
バイデン氏は、民主主義的な価値観はしっかり守る必要があると警告した。中国およびロシアとの緊張が高まっている中、米国は人権関連の追加制裁を9日に発表する計画だ。
バイデン氏、民主主義サミットで「協調した取り組み」訴え(Bloomberg) https://t.co/ZYIHnBc777
— TEAM ハロンズ (@TeamHallons) December 9, 2021
民主主義?民主主義??🤔
招待国の選び方はアメリカの都合?民主主義サミット、開幕前から物議:朝日新聞デジタル https://t.co/Tzr2FFHq9r バイデン氏…「専制主義国家」と位置づける中国、ロシアへの対抗を念頭に、世界各地で民主主義を促進して普及する重要性を訴える見通し…
— Miki Hirano (@mikihirano) December 9, 2021
『日本や欧州主要国が招待されている一方で、バイデン政権が専制主義と批判する中国やロシアは招かれていない』
『特に…台湾が招待されたことに注目が集まっている』
「民主主義サミット」9日開幕 バイデン政権が汚職対策戦略発表(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/DwMkjp6b8g
— 滝波宏文 (参議院議員) TAKINAMI, Hirofumi (Sen. PhD) (@HiroTakinami) December 6, 2021
中国の反応は、
当然、厳しい。
米国念願の「民主サミット」がいよいよ開幕。一部の人が益々気合が入り、中米対立を21世紀の「民主と専制の戦い」と騒ぎたて、民主サミットを世界を専制から救う「盟国大会」と仕立てる。しかし、西側学者ですら既に多くが米国民主主義の飾りに覆われた虚しさを見破り、民主主義の四つの誤りを指摘。 pic.twitter.com/q8Z6UWTYik
— 中華人民共和国駐大阪総領事館 (@ChnConsul_osaka) November 30, 2021
米の“民主主義サミット”に対抗して中国が白書発表。「中国は西洋民主主義の模倣でなく中国式民主主義を創造した。民主主義は多様であり国によって形態は異なる。民主的か否かは国民が判断し、外部が口を挟む事ではない」と。笑ってはいけない。中国は大マジメ。焦りが凄い。 https://t.co/YuGRSeQHEW
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) December 5, 2021
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