安倍晋三氏は、25年度のプライマリーバランス黒字化目標を約束ではなく決意に後退させる

安倍晋三元首相、プライマリーバランスの「25年度黒字化」は、約束ではなく決意だということで、どうやら、目標達成をワンランク遅らせるアドバルーンを打ち上げた模様。実際、コロナパンデミックの中、目標は難しいですからね。

安倍晋三元首相、25年度黒字化目標は「約束ではなく決意」

なぜ、プライマリーバランスの黒字化が必要なのか?財務省の言い分。持続できるかどうか悩ましいこと。給付と負担のバランスが悪いことは事実です。

我が国では、受益と負担の均衡がとれておらず、現在の世代が自分たちのために財政支出を行えば、将来世代に重いツケを回すことになります。

我が国では、社会保障関係費の増大に見合う税収を確保できておらず、給付と負担のバランスが不均衡の状態に陥っており、制度の持続可能性を確
保できていない。

また、公債に依存する緩い財政規律のもとでは、財政支出の中身が中長期的な経済成長や将来世代の受益に資するかのチェックが甘くなりやすい。

財務省

安倍首相:機動的にと言っていた過去も。

過去の事例を見ても、コロナパンデミックの中、達成は難しいでしょう。

岸田首相もプライマリーバランスの25年度黒字化目標の維持を支持。

鈴木財務大臣も同じく。

コロナパンデミックで財政支出が増えた中、収支の改善は難しいでしょう。増税にも限界がありますしね。エコノミストの木内登英氏の意見。

2021年7月時点の試算では、2020年度のプライマリーバランスのGDP比率は-10.5%と大幅に悪化していた。2021年度も―6.8%であった。これが2025年度にプラスにまで改善するという見通しにはどれほど現実味があるだろうか。

また、新型コロナウイルス問題が本格化する直前の2020年1月に発表された試算では、黒字化目標の達成時期は2027年度だったのである。経済に対して歴史的に大きな打撃を与えた新型コロナウイルス問題を受けて、逆に黒字化目標が1年前倒しになることはにわかには信じがたいところでもある。NRI


どこまで緊縮財政にするのか・・・それが課題。

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